たぶん役に立たない情報|西魏第一の絶世美男、その印章 中国史には「三人の娘がすべて皇后になった」という伝説的な人物がいる。 西魏の名将・独孤信。 北朝屈指の美男子としても知られるが、彼の“印章”もまた、とんでもなく面白い。 1981年、陝西省旬陽で小学生が下校途中に偶然見つけた一つの不思議な印章。 それは後に、陝西歴史博物館の至宝となる——独孤信の多面体煤精組印だった。 この印章は、なんと 八稜二十六面体。 18の正方形面と8つの三角形面から成り、14の印面に異なる官職や文書印文が刻まれている。 一つの印章の中に 大司馬・大都督・刺史など、複数の官職がまとめて刻まれており、 まるで 「古代の権力ルービックキューブ」。 つまりこの印章一つで、 独孤信が いくつもの重要な職を兼ね、朝廷で絶大な権力を握っていたことが一目で分かる。 中国でこれまで発見された古代印章の中でも、 印面の数が最多とされる非常に珍しいものだ。 絶世の美男子。 そして「一門三皇后」の岳父。 独孤信は、どうやら 印章まで伝説級だったらしい。